制作進行(=通称、制作=PM=プロダクションマネージャー)
その名の通り、CM制作を進行させる人。
プロデューサーの補佐をし、実行予算作成管理からスタッフの弁当手配まで制作全般のありとあらゆることを段取り仕切る仕事です。
CM制作部に配属された新人はまずこの仕事に就きます。
先輩の制作に付き、CM制作の”いろは”を学んでいきます。初めは雑用ばかりですが、実はこの雑用ぐらい”軽く”こなせないと優秀な制作にはなれません。”これ誰がやるの?”的なものもすべて制作の仕事なのです。
優秀な制作にはすべての情報が集まります。情報の把握とその交通整理、予算を管理し、軽く雑用もこなす。
まさにCM制作の要が制作進行なのです。
逆にその案件について、知らない事、もしくは知らされていない事がある制作さんは、まだまだ一人前ではないのかもしれません。
2017年6月2日金曜日
2017年5月27日土曜日
TVCMの仕事。“プロデューサー”
予算管理から作品のクオリティ管理まで、制作部の責任者。
基本的には映像制作プロダクションに所属し、実制作スタッフを統括する存在です。
TV業界や映画業界とは違い、TVCMのプロデューサーの仕事はクライアント、広告代理店と制作スタッフとを結ぶ営業的な側面もあります。
広告代理店から案件を受注し、制作(制作進行=PM=プロダクションマネージャー)が実行予算を算出、それをもとに見積を作成し提出、そして制作スタッフを提案、選定します。
広告代理店の営業やクリエイティブの意向を正確に理解し、CMディレクター以下制作スタッフのプランを、予算と作品クオリティのベストバランスを見極め、調整するスキルが求められます。
基本的には映像制作プロダクションに所属し、実制作スタッフを統括する存在です。
TV業界や映画業界とは違い、TVCMのプロデューサーの仕事はクライアント、広告代理店と制作スタッフとを結ぶ営業的な側面もあります。
広告代理店から案件を受注し、制作(制作進行=PM=プロダクションマネージャー)が実行予算を算出、それをもとに見積を作成し提出、そして制作スタッフを提案、選定します。
広告代理店の営業やクリエイティブの意向を正確に理解し、CMディレクター以下制作スタッフのプランを、予算と作品クオリティのベストバランスを見極め、調整するスキルが求められます。
TVCMの仕事。“CMプランナー”
TVCMの企画を考える人。
広告代理店や、映像制作プロダクション、フリーランス、様々なCMプランナーがいます。
企画案は事前に絞り込まれてから数案プレゼンテーションにかけられます。
CMプランナーが自分の企画を通すためにはまずプレゼンされる候補に挙がらなければならず、さらにクライアントに選ばれなければなりません。
良い企画を提案するために裏で数多くの企画がボツになっているのです。
CMプランナーが手がける”企画”とはどういうものなのでしょうか。
TVCMにおける企画とは、方向性を決める指針です。
多くはアイデアやストーリーの雛形をクライアントにわかりやすく理解してもうために絵コンテ(企画コンテという)やビデオコンテ(絵や参考映像や仮撮影したものを簡易的にCMの形に編集したもの)の形式でプレゼンします。
しかしここではカット割りやアングルなどはまだあまり重要ではありません。
この時点ではCMディレクターもまだ決まっていないことも多く、イメージをガチガチに固めてしまわないように注意する必要があります。
あくまで”方向性”である事、柔軟性を保ったままCMディレクターに企画を渡さなければ、良い演出コンテに昇華できず良いCMを作る事はできません。
CMプランナーには、
広告としての訴求点を、伝わるであろう像に、数多く変換し提案するスキルが求められるのです。
レストランに例えるなら、CMディレクターは料理人でCMプランナーは”今日のおすすめメニュー”を考える人といったところでしょうか。
広告代理店や、映像制作プロダクション、フリーランス、様々なCMプランナーがいます。
企画案は事前に絞り込まれてから数案プレゼンテーションにかけられます。
CMプランナーが自分の企画を通すためにはまずプレゼンされる候補に挙がらなければならず、さらにクライアントに選ばれなければなりません。
良い企画を提案するために裏で数多くの企画がボツになっているのです。
CMプランナーが手がける”企画”とはどういうものなのでしょうか。
TVCMにおける企画とは、方向性を決める指針です。
多くはアイデアやストーリーの雛形をクライアントにわかりやすく理解してもうために絵コンテ(企画コンテという)やビデオコンテ(絵や参考映像や仮撮影したものを簡易的にCMの形に編集したもの)の形式でプレゼンします。
しかしここではカット割りやアングルなどはまだあまり重要ではありません。
この時点ではCMディレクターもまだ決まっていないことも多く、イメージをガチガチに固めてしまわないように注意する必要があります。
あくまで”方向性”である事、柔軟性を保ったままCMディレクターに企画を渡さなければ、良い演出コンテに昇華できず良いCMを作る事はできません。
CMプランナーには、
広告としての訴求点を、伝わるであろう像に、数多く変換し提案するスキルが求められるのです。
レストランに例えるなら、CMディレクターは料理人でCMプランナーは”今日のおすすめメニュー”を考える人といったところでしょうか。
2017年5月25日木曜日
TVCM制作の流れ。
ざっくりではありますが、
TVCM制作の全体の流れの一例を。
クライアント(広告主)が広告代理店の営業にTVCMの制作を依頼します。
↓
営業は大まかな依頼内容を受けCD(クリエイティブディレクター)を立てます。クライアントからのオリエンテーション(広告したい事案の企業側からの説明)を受け、企画の方向性を決めます。
ここから、CD主体で企画を決めていきます。
マーケティング(市場調査)等も参考にしつつ、CDはCMプランナーを選び数案企画案を出させ、取捨選択や修正をし企画を詰めていきます。
↓
企画の骨組みを決め、にコンプライアンス等様々な問題がないかを検証しつつコピーライティング(キーとなる広告用の文言)やアートディレクション(キーとなるデザインや映像表現)などを決めていきます。
↓
映像制作プロダクションを選定し、プロデューサーを軸にCMディレクター(=演出=監督)の候補や企画ごとの予算を算出します。
↓
幾つかの企画案(企画コンテや、ビデオコンテ)と(PPM資料=プリプロダクション資料=事前制作資料)をクライアントにプレゼンテーション(依頼に対する広告戦略の提案)をします。
ここで企画が通らない場合、修正案や、双六よろしく振り出しに戻ります。
↓
企画が決まったら、CMディレクターに演出コンテ(企画コンテを基にした、より具体的なコンテ)を発注します。
ここからはCMディレクター主体で完成まで制作は進行していきます。
CDは営業やクリエイティブのスタッフと共に全体的に企画の方向性から外れていないか、クオリティは保たれているか適宜チェックします。プロデューサーやPM(プロダクションマネージャー)は実行予算管理、クオリティ管理、制作を進行するためのあらゆる準備や段取りを執り行います。
↓
CMディレクター主体で撮影スタッフから編集MAスタッフまでのスタッフィングをします。オールスタッフ打ち合わせや場合によっては、音楽打ち合わせ、オーディションや衣装打ち合わせ、美術打ち合わせ、合成やCGなど技術的打ち合わせ、ロケハン(ロケーションハンティング=撮影地の選定)など数々の段取りを経て香盤表(撮影順序や段取りをまとめた表)を作成、撮影に挑みます。
↓
香盤表に沿って撮影を進めます。
撮影にはクライアントも立ち会います。クライアントに撮影の説明をしながら商品撮影や広告内容に関する重要なカットをチェックします。
↓
撮影素材のカラーグレーディング(色調整)を行います。
最近は予算削減のためオフライン編集後に使用テイクのみ行うこともありますが、
色調などは編集の印象を左右するため、望ましいのはオフライン前に全テイク行う事です。
↓
オフライン編集(仮編集)します。容量の軽いオフライン用の圧縮のかかった全素材を比較的安価なシステムで取り込み、仮組みを行い試行錯誤を繰り返しながら編集組みを決めます。仮の音楽やナレーションでクライアントにオフライン試写を行います。
TVCM制作の全体の流れの一例を。
クライアント(広告主)が広告代理店の営業にTVCMの制作を依頼します。
↓
営業は大まかな依頼内容を受けCD(クリエイティブディレクター)を立てます。クライアントからのオリエンテーション(広告したい事案の企業側からの説明)を受け、企画の方向性を決めます。
ここから、CD主体で企画を決めていきます。
マーケティング(市場調査)等も参考にしつつ、CDはCMプランナーを選び数案企画案を出させ、取捨選択や修正をし企画を詰めていきます。
↓
企画の骨組みを決め、にコンプライアンス等様々な問題がないかを検証しつつコピーライティング(キーとなる広告用の文言)やアートディレクション(キーとなるデザインや映像表現)などを決めていきます。
↓
映像制作プロダクションを選定し、プロデューサーを軸にCMディレクター(=演出=監督)の候補や企画ごとの予算を算出します。
↓
幾つかの企画案(企画コンテや、ビデオコンテ)と(PPM資料=プリプロダクション資料=事前制作資料)をクライアントにプレゼンテーション(依頼に対する広告戦略の提案)をします。
ここで企画が通らない場合、修正案や、双六よろしく振り出しに戻ります。
↓
企画が決まったら、CMディレクターに演出コンテ(企画コンテを基にした、より具体的なコンテ)を発注します。
ここからはCMディレクター主体で完成まで制作は進行していきます。
CDは営業やクリエイティブのスタッフと共に全体的に企画の方向性から外れていないか、クオリティは保たれているか適宜チェックします。プロデューサーやPM(プロダクションマネージャー)は実行予算管理、クオリティ管理、制作を進行するためのあらゆる準備や段取りを執り行います。
↓
CMディレクター主体で撮影スタッフから編集MAスタッフまでのスタッフィングをします。オールスタッフ打ち合わせや場合によっては、音楽打ち合わせ、オーディションや衣装打ち合わせ、美術打ち合わせ、合成やCGなど技術的打ち合わせ、ロケハン(ロケーションハンティング=撮影地の選定)など数々の段取りを経て香盤表(撮影順序や段取りをまとめた表)を作成、撮影に挑みます。
↓
香盤表に沿って撮影を進めます。
撮影にはクライアントも立ち会います。クライアントに撮影の説明をしながら商品撮影や広告内容に関する重要なカットをチェックします。
↓
撮影素材のカラーグレーディング(色調整)を行います。
最近は予算削減のためオフライン編集後に使用テイクのみ行うこともありますが、
色調などは編集の印象を左右するため、望ましいのはオフライン前に全テイク行う事です。
↓
オフライン編集(仮編集)します。容量の軽いオフライン用の圧縮のかかった全素材を比較的安価なシステムで取り込み、仮組みを行い試行錯誤を繰り返しながら編集組みを決めます。仮の音楽やナレーションでクライアントにオフライン試写を行います。
↓
基本となる編集組みが決まったら、それを基に音楽録音、オンライン編集室ではカラーグレーディング済みの高解像度のOKテイクで再度編集組みを行い、エフェクトや各カットのブラッシュアップや微調整、テロップ入れを行い、MA室で音楽や同録素材、SEなどの各トラックのミキシングを仕込んでいきます。
↓
試写前に文字要素の最終考査で新たなテロップ追加や場合によってはハーディングテストを行ないます。MA室ではラウドネス(CMの音量規定の基準値)の調整も行います。
↓
クライアント、営業、CDを筆頭にクリエイティブが揃い最終の初号(フィルム時代の用語、最終ネガからの最初のプリントを指す、その後オンエアするために複数プリントにかけるためこのような言い方をする)試写を行い、問題がなければ完パケ(=完成パッケージ=完成原版)を作成します。
↓
オンエア計画に従って完パケからプリント(=ダビング=コピー、これもフィルム時代の名残)し各放送局に納品、局のチェックを受け、晴れてオンエアとなります。
実際はこの流れからさらに枝分かれして書ききれないほどの仕事やスタッフが存在します。
CM1本作るのに60名や70名はざらです。
基本となる編集組みが決まったら、それを基に音楽録音、オンライン編集室ではカラーグレーディング済みの高解像度のOKテイクで再度編集組みを行い、エフェクトや各カットのブラッシュアップや微調整、テロップ入れを行い、MA室で音楽や同録素材、SEなどの各トラックのミキシングを仕込んでいきます。
↓
試写前に文字要素の最終考査で新たなテロップ追加や場合によってはハーディングテストを行ないます。MA室ではラウドネス(CMの音量規定の基準値)の調整も行います。
↓
クライアント、営業、CDを筆頭にクリエイティブが揃い最終の初号(フィルム時代の用語、最終ネガからの最初のプリントを指す、その後オンエアするために複数プリントにかけるためこのような言い方をする)試写を行い、問題がなければ完パケ(=完成パッケージ=完成原版)を作成します。
↓
オンエア計画に従って完パケからプリント(=ダビング=コピー、これもフィルム時代の名残)し各放送局に納品、局のチェックを受け、晴れてオンエアとなります。
実際はこの流れからさらに枝分かれして書ききれないほどの仕事やスタッフが存在します。
CM1本作るのに60名や70名はざらです。
2017年5月24日水曜日
TVCMの仕事。“CD”
CD(クリエイティブディレクター)
クリエイティブ(広告表現)全てを統括する責任者。
クライアントからの意向を正確に踏まえて効果的な広告表現を模索し提案し具現化するまでの全てのクオリティを管理し責任を負います。
CMディレクターとは違い、広告表現の全体像をディレクションします。受注、企画提案、制作、完成まで営業と共に全てに携わります。
コピーライターやアートディレクター等、クリエイティブの経験を積みこのポジションに就く場合が多いですね。多くの部署やスタッフを取りまとめる棟梁的存在です。
TVCMの仕事。“営業”
営業(アカウントエグゼクティブ)
クライアントとの信頼関係と実力によっては全てを取り仕切るキーマンとなります。
ほぼ、この部署からの情報で以下全てのスタッフが動くためクライアントの意向を正確にそして的確に把握している必要があります。
CM制作がスムーズに進行し最高の結果をもたらすか否かのまさにキーマンと言えるでしょう。
おそらく広告業界唯一常にスーツを身にまとうポジションかもしれません。
業界の社会的信用度を保つの最後の砦かも。
2017年5月20日土曜日
合成っぽい。“カメラワークの不一致”
合成素材同士のカメラワークが合わないとき。
揺れている背景なのに合成された人物などは止まっていたり揺れが合わなかったり、一体感が無いと合成がバレます。
基本的に合成用の素材を撮影するとき、カメラはFIX(固定)が望ましいです。
手ぶれ感や若干ズーム等が欲しい場合は、まずはFIXで撮影し、合成後に動きを追加したほうが全体の仕上がりは良いでしょう。かなり動かしたい場合は高解像度(4K=横4000ピクセル程度の解像度)などで撮影し、アングルはゆるめに少し引いた画にしておく事が肝要です。
編集室で画を動かす時には、フレーム内に画が足りなくなる事を防ぐためにブローアップする必要があるからです。
一方、
やはりどうしても演出上現場で動かしたいときは全素材動きを合わせる必要があります。
一番高額なのはモーションコントロールカメラを使う方法です。
合成する各素材を毎回同じカメラワークで撮影します。
コンピューターでモーターの制御を行いプログラム通りにカメラを動かします。
プログラムを打ち込むのに時間がかかりますが、一度決めれば何度でも同じ動きができるので、被写体を入れ替えたりテイクを重ねても大丈夫です。リアルに近い合成が望めます。
ただしあまり激しい動きや細かい動きは制御しきれないかもしれません。ちょっとCGっぽいカメラワークになりがちなのも難点です。
しかしカメラワークにダイナミックさや複雑な構成を要するときは、使うべきかもしれません。
また予算の都合でモーションコントロールカメラが使えない場合(実はこの場合が殆ど)は撮影現場にオフライン用の編集ソフトなどを持ち込み直接カメラから素材を取り込み、仮合成して動きの確認をとりながら撮影します。
これも時間がかかりますが、スタッフ全員が具体的にどうなるかを把握できるため、解決策や演出の変更など建設的に物事が進むメリットがあります。
背景が遠景だったりする時はカメラ移動によるパースの変化も影響しづらいのでクロマキーなどバックにターゲット(動きを検知するための目印)を置きそれを参考に後処理で背景をトラッキングする手もあります。
どんな方法で撮るにせよ、カメラワーク感のある合成をする時は、合成素材の一体感がないとチープな画になってしまうので注意しましょう。
揺れている背景なのに合成された人物などは止まっていたり揺れが合わなかったり、一体感が無いと合成がバレます。
基本的に合成用の素材を撮影するとき、カメラはFIX(固定)が望ましいです。
手ぶれ感や若干ズーム等が欲しい場合は、まずはFIXで撮影し、合成後に動きを追加したほうが全体の仕上がりは良いでしょう。かなり動かしたい場合は高解像度(4K=横4000ピクセル程度の解像度)などで撮影し、アングルはゆるめに少し引いた画にしておく事が肝要です。
![]() |
| 背景。 |
![]() |
| 背景に合わせてFIXで人物のクロマキー素材を撮影。 |
編集室で画を動かす時には、フレーム内に画が足りなくなる事を防ぐためにブローアップする必要があるからです。
![]() |
| 合成後、赤い矢印の、のりしろ分動かせる。 |
一方、
やはりどうしても演出上現場で動かしたいときは全素材動きを合わせる必要があります。
一番高額なのはモーションコントロールカメラを使う方法です。
合成する各素材を毎回同じカメラワークで撮影します。
コンピューターでモーターの制御を行いプログラム通りにカメラを動かします。
プログラムを打ち込むのに時間がかかりますが、一度決めれば何度でも同じ動きができるので、被写体を入れ替えたりテイクを重ねても大丈夫です。リアルに近い合成が望めます。
ただしあまり激しい動きや細かい動きは制御しきれないかもしれません。ちょっとCGっぽいカメラワークになりがちなのも難点です。
しかしカメラワークにダイナミックさや複雑な構成を要するときは、使うべきかもしれません。
また予算の都合でモーションコントロールカメラが使えない場合(実はこの場合が殆ど)は撮影現場にオフライン用の編集ソフトなどを持ち込み直接カメラから素材を取り込み、仮合成して動きの確認をとりながら撮影します。
これも時間がかかりますが、スタッフ全員が具体的にどうなるかを把握できるため、解決策や演出の変更など建設的に物事が進むメリットがあります。
背景が遠景だったりする時はカメラ移動によるパースの変化も影響しづらいのでクロマキーなどバックにターゲット(動きを検知するための目印)を置きそれを参考に後処理で背景をトラッキングする手もあります。
どんな方法で撮るにせよ、カメラワーク感のある合成をする時は、合成素材の一体感がないとチープな画になってしまうので注意しましょう。
2017年5月18日木曜日
トラッキング。
動いているものに合わせて合成などをするときに使う技術で、現場ではよく”追っかけ”と言われています。
もともとはミサイルなどの軍事技術で画像解析型の追尾機能からの転用でした。
今から20年ほど前にこの技術がハイエンドのノンリニア編集機にも導入されました。
それまでは1コマ1コマ手動で合わせていましたが、この技術により合成の精度が飛躍的に伸びました。
画像の特徴点(明暗や形のわかりやすい部分)を設定し、その部分を1フレーム毎に検出し、どこに移動したかをX(横方向)Y(縦方向)Z(奥行き)の座標軸上の数値で記録します。
1点ではXYポジション、2点でXYポジション、Z軸回転とスケールという様にそのポイントがどの様に動いたかを軸に展開します。
また、4点のポイントをトラッキングして看板やナンバープレートなどを入れ替えることもできます。
その応用でスタビライズ、いわゆる手振れ補正も可能になりました。
移動した分の逆の数値を当てることで止まるということです。
X=0、Y=0の位置からX=10、Y=10動いたらXYそれぞれに-10当ててやると元のX=0、Y=0の位置に止まるという様に。
さらに多数ポイントをトラッキングして3D空間を解析することもできます。
これにより3DのCGなどの合成精度も飛躍的に向上しました。
今や映像作品にはなくてはならない技術になっています。
もともとはミサイルなどの軍事技術で画像解析型の追尾機能からの転用でした。
今から20年ほど前にこの技術がハイエンドのノンリニア編集機にも導入されました。
それまでは1コマ1コマ手動で合わせていましたが、この技術により合成の精度が飛躍的に伸びました。
画像の特徴点(明暗や形のわかりやすい部分)を設定し、その部分を1フレーム毎に検出し、どこに移動したかをX(横方向)Y(縦方向)Z(奥行き)の座標軸上の数値で記録します。
1点ではXYポジション、2点でXYポジション、Z軸回転とスケールという様にそのポイントがどの様に動いたかを軸に展開します。
また、4点のポイントをトラッキングして看板やナンバープレートなどを入れ替えることもできます。
![]() |
| 例えば自動車の走行シーン。 |
![]() |
| ナンバープレートの4隅をトラッキングします。 |
![]() |
| トラッキングデータを別のプレートの4隅に置き換えます。 |
移動した分の逆の数値を当てることで止まるということです。
X=0、Y=0の位置からX=10、Y=10動いたらXYそれぞれに-10当ててやると元のX=0、Y=0の位置に止まるという様に。
さらに多数ポイントをトラッキングして3D空間を解析することもできます。
これにより3DのCGなどの合成精度も飛躍的に向上しました。
今や映像作品にはなくてはならない技術になっています。
2017年5月17日水曜日
ハメ込み合成。
実機と実際の画像を使い、輝度をあげて撮影した場合はそのまま使っても遜色ないこともあります。
しかし、画像が撮影時にまだ決まっていないなどの場合はハメ込み合成が必要になります。
そして4隅が切れない様にカメラアングル内に収めておく事が、トラッキングの精度のために重要です。
もっとアップにしたい場合は高解像度で撮影し合成後ブローアップ(=拡大)しましょう。
![]() |
| 画面の4隅にポイントを置く。 |
![]() |
| 枠がわかる場合はポイントは必要ない。 |
![]() |
| 写り込みの質は若干下がるが、 後に合成する画像の近似色にしておくのも良い。 枠の4隅がわかればポイントを置く必要もない。 |
![]() |
| 4隅のポイントを消す必要がある。 |
![]() |
| ポイントが必要ない場合はそのままでOK。 |
演出上問題がなければ、枠がわかりやすい色にした方が良いでしょう。
スマホはテレビ画面と違い、手持ちなので細かく3次元的に動きます。
トラッキングの精度次第で、合成っぽさが意外と出るカットなので注意が必要です。
2017年5月15日月曜日
ハーディングテスト。
光過敏性発作になりやすい映像かどうかを機械的に判断するという代物。
もう20年になるんですね。
黄色いかわいいネズミの怪物が”※アニメ番組上の演出”で巻き起こされた社会騒動が、ことの発端ではあります。
例えば、
バイク走行中の並走カットでライダーのバストショットを捉えた映像があったとして
暗めの背景に明るい色の電柱や看板が速いスピードで1秒間に3回ほど横切ったとしましょう。
多分このカットが引っかかり、これ一発で丹精込めた完パケを局から突っ返されることになると思います。
光過敏性発作というものを知り、ハーディングテストも参考にしつつその都度それに留意して映像を制作するってのが本当の対処だと思います。
確かに主観によるものが大きいので客観的に機械的にする方が楽なのもわかりますが。
もうこの問題は対応済みにしてしまったのかその後の改定策もなく、はや20年。
物事の解決策、もうちょっと柔軟性が欲しいものです。
未だに光過敏性発作に過敏になります。
もう20年になるんですね。
黄色いかわいいネズミの怪物が”※アニメ番組上の演出”で巻き起こされた社会騒動が、ことの発端ではあります。
例えば、
バイク走行中の並走カットでライダーのバストショットを捉えた映像があったとして
暗めの背景に明るい色の電柱や看板が速いスピードで1秒間に3回ほど横切ったとしましょう。
多分このカットが引っかかり、これ一発で丹精込めた完パケを局から突っ返されることになると思います。
光過敏性発作というものを知り、ハーディングテストも参考にしつつその都度それに留意して映像を制作するってのが本当の対処だと思います。
確かに主観によるものが大きいので客観的に機械的にする方が楽なのもわかりますが。
もうこの問題は対応済みにしてしまったのかその後の改定策もなく、はや20年。
物事の解決策、もうちょっと柔軟性が欲しいものです。
未だに光過敏性発作に過敏になります。
2017年5月13日土曜日
お菓子。
お菓子の盛り合わせ、ズラリと並んだドリンク類。
色々な現場で制作の方たちが朝早くから両腕をパンパンにさせて汗だくで買ってきてくださいます。
とてもありがたい!本当に有り難いことです。
でも、つまらない。贅沢言ってごめんなさい!!
でも、「義務感」がみえます、みえます。
もともとそんなアメニティ?は義務から始めたものではなく、
長時間スタッフを拘束するのだから少しでも快適に仕事してもらいたいという気遣い
から始めたものです。
それは持て成す心です。
でも先輩が準備しとけっていうんですもん。
…ですよねぇ
用意してあって当たり前になってしまった昨今、
なかなか持て成す気持ちなんて芽生えませんが。
せっかくの労力、意味あるものに昇華させた方が得です。
今日は暑いからこんなモノにしてみました、とか
風邪が流行っているのでビタミンC的なもの用意しました、とか
花粉にはヨーグルトがいいみたいですよ、とか…。
これスタッフやクライアントのこと考えながら用意してくれたんだなぁが無いとせっかく準備して頂いても勿体無いです、なんか。
プレゼントを用意する感覚、持て成す気持ちが見えた時、その効果たるやみんなその人が
大好きになっちゃいます。
費用対効果ぱないです。ゲンキンですね人って。
色々な現場で制作の方たちが朝早くから両腕をパンパンにさせて汗だくで買ってきてくださいます。
とてもありがたい!本当に有り難いことです。
でも、つまらない。贅沢言ってごめんなさい!!
でも、「義務感」がみえます、みえます。
もともとそんなアメニティ?は義務から始めたものではなく、
長時間スタッフを拘束するのだから少しでも快適に仕事してもらいたいという気遣い
から始めたものです。
それは持て成す心です。
でも先輩が準備しとけっていうんですもん。
…ですよねぇ
用意してあって当たり前になってしまった昨今、
なかなか持て成す気持ちなんて芽生えませんが。
せっかくの労力、意味あるものに昇華させた方が得です。
今日は暑いからこんなモノにしてみました、とか
風邪が流行っているのでビタミンC的なもの用意しました、とか
花粉にはヨーグルトがいいみたいですよ、とか…。
これスタッフやクライアントのこと考えながら用意してくれたんだなぁが無いとせっかく準備して頂いても勿体無いです、なんか。
プレゼントを用意する感覚、持て成す気持ちが見えた時、その効果たるやみんなその人が
大好きになっちゃいます。
費用対効果ぱないです。ゲンキンですね人って。
![]() |
| 意外と現場あるある |
登録:
投稿 (Atom)











