2017年5月3日水曜日

クロマキー。

クロマ(chroma=色の成分)でキー(key=マスク=ハイコン=アルファ=合成用の輪郭のデータ)をつくること。

ブルーバックやグリーンバックで合成素材を撮るクロマキー撮影。
より自然な合成を目指すならば、被写体の周りだけでもムラのない均一な色で撮影しましょう。
バックが均一である程、髪の毛の様な繊細な輪郭をを得ることができます。


* * *

ちょっと脱線します。

クロマキーの誤解で、
ブルーやグリーンで撮影しておけば何でも消えてくれると思っているスタッフ。意外とたくさんいます。

例えば、


スタッフがグリーンの全身タイツを着て、美術セットの撮影フレーム内に見切れていたとしましょう。
「あ〜グリーン着てるから後で消せますよ〜」って一発撮影して終わりのパターン。


いやいや、そのグリーンマンで隠された背景は撮れていませんし、顔やUFOを釣っているテグスも消さなければなりません。


もうワンショット必要です。空舞台(カラブタイ)を同ポジ(=同じカメラアングル)で撮りましょう。


しかし…
この様な場合はそもそもグリーンマンは必要ありません。空舞台さえあればUFO以外すべて消せます。WIPEやガベージキーを使って。

この消し方はまたいずれ…


* * *


被写体と干渉しないならクロマキー素材は単色ならば何でも構いません。
そもそも何故ブルーやグリーンなのでしょう?

黄色人種(黄色なんて言いつつやはり肌は赤成分が多い)や白人など肌の色の薄い人の反対色だからです。
色の差分で境界を検出するためです。
デ○ラー総統やピッコ○大魔王を撮影する場合はレッドバックで撮影しましょう。

グリーンが主流になっているのはブルーに比べ明るいので合成後の輪郭が自然に見えるからです。
合成後が暗い背景のときはブルーを使ったりもします。最近はサウスシーブルーなど明るめのブルーも使われることもあるようです。条件によって使い分けると良いと思います。


2017年5月1日月曜日

※ CM上の演出です。

最近決まり文句になってしまったこのテロップ。

広告主に対しクレームを言われるであろう表現に対し、前もって入れておく文言(言い訳)です。

その他にも様々な言い訳テロップがCMには入れ込まれています。到底数秒で読み切れない文字の量。

TVCMという15秒や30秒で語れる内容は限られています。その秒数内に商品の良さを訴え、商品名を覚えてもらい、購買意欲を誘う。
初見では中々伝わらないので何回も集中的もしくは購買層の時間帯に合わせてオンエア。

シンプルにしかも記憶に残るコピー(広告用の文案)を模索してプランを練っても、その他の要素を盛り込みすぎて効果を半減させてしまいます。

15秒で伝わることなんてコピーと商品名だけなんです、って割り切れれば。

やっぱり邪魔な言い訳テロップ。

取説の本文よりも多いかもしれない注意事項も然り。

このままエスカレートすると刑事ドラマの殺人シーンで
※ドラマ上の演出です。殺人は重罪です。マネしないでください。
なんてテロップ入れなきゃならなくなったりして。


『よい子はマネしないでね』で済んでいた頃が懐かしい。

※ CM上の演出です。この商品を与えても行儀よく並ぶことはありません。